埼玉県のとある町民の活動記録ブログ

~The townpeople activities records in Saitama pref.~

long way around-1 語源あり

少し脇道に逸れるが、顔プロの町の先輩方に教えてもらった今でも印象に残っている言葉をここで紹介したい。

-何をするにも「段取り」と「根回し」が重要-


この2つの言葉、社会にでれば皆さん、必ず一度は聞いた事がある言葉であると思うが、私は顔プロの活動の中で教えて頂いた。

また合せて語源の意味も世間話の中で、教えてもらったが、以下のようだった。

 段取り (https://www.weblio.jp/content/%E6%AE%B5%E5%8F%96%E3%82%8A)
 語源:もとは、坂地や傾斜地などに石段を設置する工事の前に、勾配や寸法の確認、石を何段置くかの検討をするなどの事前準備作業のこと。

 根回し (https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B9%E5%9B%9E%E3%81%97)
 語源:植木を移植する際に、根に対して事前に行う下準備・作業のこと。
この作業を怠ると移植先で根づきが悪くなり、枯れてしまう事もあるそう。

(その他「打ち合せ」の語源なんかも面白いので、ご興味ある方はお調べ頂きたい。)


これらの言葉は、元の語源から転じて、ビジネスシーンでも一般的に使われる言葉となっている。
その当時の私は、社会人の本当のレベルの「段取り」と「根回し」の概念を理解はできていなかったと思う。

ただ言葉なりの「段取り」と「根回し」に自分なりにチャレンジしていた、そんな状況だった。

そして、その後に社会人になって、特に「段取り」については、就職した会社が製造業に関わる業種であった為、本当の重要さを思い知ったばかりか、この「段取り」の能力こそがそれぞれの会社のパフォーマンス、生産性の源泉にもなっているという事を知る事になるのだった。


話を本題に戻すと、行政と住民が(間にコンサルタントが仲介したりもして)、段取り・根回し・打合せを多々繰り返し、進修館中庭の「四季の丘」の設計案が作成されて行く事になる。


また今になり、社会人経験を加味して1つ私が思うのは、このような住民参加のまちづくりの活動は、決して「手離れ」良くいく事ばかりではなく、むしろ「手離れ」悪い様な事の方も多分にあるなぁって事である。

 

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進修館広場オープニングイベント 「広場の使い方見本市」にて (2008年撮影)

 

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進修館広場オープニングイベント 「広場の使い方見本市」にて (2008年撮影)


 

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みやイルの点灯式でも好評だった獨協大学のアカペラサークル「OLFM」さんのステージ
ステージは町内で取れた竹を用いて作った仮設のもの (2008年撮影)

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公募による募集を経て「四季の丘」と命名されました。
榊原町長も見守る中、顔プロの代表者がこの名前に込められた想いを熱く語る場面!! (2008年撮影)